【空手道部】3種目で準優勝!第58回全日本大学空手道選手権大会
学生空手界今シーズン最後を締め括る全日本大学選手権大会。女子組手は55回大会以来3年ぶりに決勝の舞台へ。男子組手も東日本の覇者・国士舘大学を破るなど活躍しベスト8と健闘。団体形は男女とも昨年に続き準優勝となった。
日時:平成26年11月16日(日)
場所:日本武道館
主催:全日本学生空手道連盟
【女子組手】
今年5月の西日本選手権大会で優勝し「西の横綱」として臨む本大会。
準々決勝戦で10月の全関西選手権大会で敗れた相手、京都産業大学と対戦するも、これを撃破。準決勝戦の関西学院大学戦も堂々と勝ち上がり、帝京大学との決勝戦へ。
先鋒戦、同志社の東海志保が帝京の染谷真由美に惜敗するも、中堅戦で大野ひかるが帝京の川村菜摘に上段回し蹴りを入れて快勝。勝負の行方は大将戦にもつれ込んだ。同志社の大将は厚海李帆。対する帝京の大将は全日本個人チャンピオンの植草歩。
序盤に厚海が1ポイント先取するも、植草が全日本チャンピオンの実力発揮、1-6で敗れ、準優勝となった。
【男子組手】
10月の全関西でベスト8の男子組手チーム。1回戦・中京学院大学戦、2回戦・慶應義塾大学戦を先鋒から中堅までの3人で勝負を決めて3回戦・国士舘大学戦へ。国士舘大学は5月の東日本大会で優勝している「東の横綱」。その横綱相手に大将戦まで対戦成績2-2でもつれ込む。勝負を決める大将戦・小原健太郎が5-0のポイントで勝利し、大金星を上げた。続く4回戦・大阪商業大学戦も善戦したが対戦成績2-3で及ばず、ベスト8に終わった。
【女子団体形】
昨年のチームからメンバーが一新、大野ひかる、國米櫻、山下紗葵の新メンバーで臨む女子団体形。予選はトップ通過、決勝トーナメント準決勝戦の天理大学を相手に5-0で決勝戦に勝ち上がる。決勝の相手は帝京大学。過去からこの大会で4度目の決勝対決。先に演武する同志社は「クルルンファ」。分解も迫力満点で観客を魅了する。後攻の帝京大学は「雲手」を演武。こちらも帝京男子チームと同じようなスピード感のある分解を披露。旗判定は惜しくも2-3で帝京大学が上回り、同志社は2年連続準優勝となった。
【男子団体形】
男子は予選を2位通過。決勝トーナメント準決勝戦は「形王国」山梨学院大学を相手に4-1で決勝戦に勝ち上がる。決勝戦の相手は女子と同じく帝京大学。帝京は「雲手」を演武。対する同志社は「アーナン」を演じ迫力ある分解を披露したが、旗判定は0-5で敗れ、準優勝となった。
<最終結果>
《組手》
◆男子団体[優勝]近畿大学[準優勝]京都産業大学[第三位]帝京大学/大阪商業大学
◆女子団体[優勝]帝京大学[準優勝]同志社大学[第三位]近畿大学/関西学院大学
《形》
◆男子団体[優勝]帝京大学[準優勝]同志社大学[第三位]駒澤大学/山梨学院大学
◆女子団体[優勝]帝京大学[準優勝]同志社大学[第三位]芦屋大学/天理大学
同志社大学体育会空手道部空洛会
事務局長 青山博明
2014年11月24日