10月16日、第63回全関西大学空手道選手権大会が近畿大学体育館にて開催された。
11月20日に開催されるインカレの出場権をかけ、熱戦となった。
※コロナ禍の影響により3年ぶりに開催された。
<男子団体形>
本大会6連覇中の男子は3年生の笹岡、2年生の赤坂・花原の3名が出場。
◆第1ラウンド
クルルンファを演武。
序盤はやや硬さが見られたものの他とは圧倒的な差で1位通過となった。
※得点19.4（基準点6.0）
◆決勝
アーナンを演武。
昨年のメンバーである笹岡・赤坂と新メンバーの花原が息の合った形と分解を披露し、
見事7連覇達成。
※得点28.5（基準点9.0）
<女子団体形>
本大会4連覇中の女子は3年生の岡田・三井、1年生の菊池の3名が出場。
◆第1ラウンド
クルルンファを演武。
試合開始1番目の演武ではあったが、素晴らしい形を打ち切り、
1位通過で決勝へと駒を進めた。
※得点20.3（基準点6.0）
◆決勝
アーナンを演武。
分解初経験の三井と菊池を岡田がリードしながらも三位一体の演武を披露し、
同種目において、過去最多タイの5連覇を達成。
※得点26.5（基準点8.0）
<男子団体組手>
前回大会のベスト4越えを目指し、
4年生の戸田、3年生の井戸、2年生の為本・廣・前本、1年生の木村が出場。
◆1回戦（京都大学）
先鋒 木村 6-0 最後に中段蹴りを決め勝利
次鋒 廣 6-0 上段中段を使い分け勝利
中堅 為 6-0 正面蹴りを決め勝利
副将 井戸 2-1 序盤の得点を守り抜き勝利
大将 戸田 7-0 突き蹴りを使い分け勝利
※5勝
◆2回戦（大阪産業大学）
先鋒 木村 5-2 先取を取られるも逆転勝利
次鋒 為本 4-1 上段突きで得点を重ね勝利
中堅 戸田 0-8 上段蹴りが反則となり失格
副将 廣 7-3 終盤に突き放し勝利
大将 前本
※3勝1敗
◆準決勝（関西大学）
先鋒 木村 1-4 流れを取り戻せず敗戦
次鋒 為本 1-5 徐々に点を広げられて敗戦
中堅 廣 1-2 接戦をものに出来ず敗戦
副将 戸田
大将 前本
※0勝3敗
<女子団体組手>
関西大会を制したことがない女子団体組手。
初優勝を目指し、2年生の岡田、1年生の釜・武田の下級生メンバーが力を発揮。
◆1回戦（シード）
◆2回戦（武庫川女子大学）
先鋒 岡田 6-0 全て上段突きで勝利
中堅 武田 6-0 終始攻め続け勝利
大将 釜 7-0 最後に上段蹴りを決め勝利
※3勝
◆3回戦（大阪体育大学）
先鋒 釜 7-1 序盤から得点を重ね勝利
中堅 武田 4-0 中段突きを軸に得点し勝利
大将 岡田
※2勝
◆準決勝（近畿大学）
先鋒 武田 0-0 両者譲らず引き分ける
中堅 釜 2-3 ラスト20秒で失点し敗戦
大将 岡田 0-1 攻勢をかけるも敗戦
※0勝2敗1分
<結果>
男子団体形 優勝
女子団体形 優勝
男子団体組手 3位
女子団体組手 3位
<終わりに>
全種目でベスト4以上に入ることが出来ました。ただ、目標は来月のインカレで勝つことです。
全体的にあと1つ、2つ仕上げていきたいところ。
4年生は引退まで残り1ヶ月ほどになります。
悔いなく胸張って終われるようチーム一丸となって目標に向かって走り切ってほしいです。
引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします。
記事作成：宮原泰成
