10月6日(日)、大阪商業大学にて第62回全関西大学空手道選手権大会が開催された。同志社からは男女団体形、男女男女組手の4種目ににエントリー。男子団体形は6連覇、女子団体形は9連覇をかけ(不出場の2015年はカウントせず)、男女団体組手は初優勝に向け、熱い試合が繰り広げられた。
<男子団体形>
昨年インカレを制したメンバーの舟久保(商4)と藤田(スポ4)に加え、熾烈な選考会を制した津田(スポ4)の同期トリオが圧巻の演武を見せ、6連覇を達成した。
予選はクルルンファを演武し、22.2点を叩き出し1位通過。決勝はアーナンを演武。天理大学相手に5-0で勝利。
<女子団体形>
卒業した南本にかわって、1年生ながら福西(スポ1)がメンバーに選ばれ、昨年のメンバーである宜保(スポ3)と小久保(社会2)でチームを組み、見事9連覇を達成した。
予選はクルルンファを演武し、22.2点を叩き出し1位通過。決勝はアーナンを演武。関西大学相手に5-0で勝利した。
1年生の福西が先輩にも勝る、気迫のこもった演武、分解を披露し会場を巻き込んだ。
<男子団体組手>
昨年同様に準決勝で敗退し3位という結果に終わった。ただ、昨年との大きな違いは強豪校に対しても接戦の勝負に持ち込めたことだ。試合のゲームメイク術、残り15秒の戦い方に課題は残したものの来月開催されるインカレが楽しみである。
1回戦ー阪南大学
飯嶋 3-2 残り0秒で逆転の刻みが決まり勝利
服部 5-1 1度もリードを許さず勝利
福本 2-0 相手に1点も与えず勝利
戸田 1-2 先取を取られ逆転出来ず敗戦
浦崎 2-0 大将らしく鉄壁のディフェンスで勝利
●4勝1敗で1回戦突破
準々決勝ー関西大学
飯嶋 4-0 中断蹴りを決め勝利
服部 5-4 終盤に追い上げられるも勝利
福本 3-0 終盤に点を重ね勝利
戸田
浦崎
●3勝0敗で準決勝進出
準決勝ー京都産業大学
浦崎 0-3 終始圧倒され敗戦
福本 4-1 ポイントゲッターの吉村に勝利
飯嶋 2-9 序盤から点を取られ敗戦
服部 2-3 先取するも残り2秒で取られ敗戦
戸田
●1勝3敗で敗戦
<女子団体組手>
5月に西日本大学選手権大会を制した勢いで順調に駒を進め、準々決勝で近畿大学(前年度覇者)に勝利、また準決勝では昨年負けている大阪産業大学にも前2つで勝利した。迎えた決勝は惜しくも敗れ、初優勝とはならなかった。来月のインカレでは彼女たちが最後まで笑っている姿が見たい。
準々決勝ー近畿大学
尾立 2-1 一度もリードを許さず勝利
高木 5-4 残り1秒で中段蹴りを決め逆転勝利
瀬戸口稀
●2勝0敗で準決勝進出
準決勝ー大阪産業大学
高木 1-0 1点を守りきり勝利
尾立 1-0 高木同様に1点を守りきり勝利
瀬戸口稀
●2勝0敗で決勝進出
決勝ー京都産業大学
高木 1-0 終盤にポイントを取り勝利
尾立 0-1 終盤にポイントを取られ敗戦
瀬戸口稀 1-2 残り20秒で1点取るも敗戦
●1勝2敗で敗戦